米Googleは9月25日、サンフランシスコ・ベイエリア地区でパイロットを進めていたショッピングサービス「Google Shopping Express」の一般提供を開始したことを発表した。ローカルストアの商品をWebで販売し、同日配達するというサービス。一般提供に合わせてモバイルアプリも公開した。

Google Shopping Expressは、Googleが3月に発表したサービスで、これまでベイエリア地区で一部ユーザーにパイロットサービスとして試験展開していた。今回これを一般向けに提供する。

対応するショップはAmerican Eagle、Office Depot、Staples、Target、Toys"R"Us/Babies"R"Us、Walgreensといったアパレル、文具OA機器、おもちゃ、食品、雑貨などの分野の小売店。パイロットに参加した11社に加え、新たにL'Occitane、REI、Whole Foods Marketなど5社が加わった。値引き商品を含め価格は店頭で購入するのと同じで、1つのサイトから購入できる。対応時間に購入すれば同日配達され、配達時間の指定も可能。「Webのスピードとリアルな世界を組み合わせる」とメリットを説明している。

モバイルアプリはiOS(v6.0以上)とAndroid(v4.0以上)に対応、それぞれのアプリストアで公開した。商品やショップのブラウズや検索と購入が可能で、利便性をさらに強化する。

サンフランシスコのベイエリア地区で一般提供となった「Google Shopping Express」